永住申請で必要な書類一覧と作成のポイント|申請前に知っておきたい基礎知識
「永住申請って、どんな書類が必要なの?」「自分で作るものもあるの?」
初めて永住ビザの取得を検討する方にとって、準備書類の多さと複雑さに不安を感じるのは当然です。申請には官公庁からの証明書だけでなく、自分で記載・作成する書類も含まれます。この記事では、広島県で永住を申請したい方に向けて、必要な書類とそのポイントを体系的に解説します。書類の不備は審査の遅延や不許可につながるため、申請前にしっかり確認しておきましょう。
申請の中心となる「永住許可申請書」の記入ポイント
永住許可申請の中心となるのが、法務省が定めた「永住許可申請書」です。記入する項目が多く、間違いがあると申請が受理されないこともあるため、正確な記載が重要です。
国籍や生年月日、氏名などはパスポートと同一の内容を記載します。生年月日は西暦で記入し、名前もカタカナ表記でなく、パスポート記載のアルファベットや漢字での表記が望ましいとされています。特に漢字文化圏の方は、漢字での表記が審査側にもわかりやすい傾向にあります。
住所は、住民票の表記通りに、マンション名や部屋番号も含めて記載します。電話番号や在留カード番号など、細かい情報も正確に記入しましょう。過去の出入国歴や異なる名前・国籍での渡航歴がある場合には、包み隠さず正直に書くことで、審査時の誤解や照会を防げます。
広島県では、広島出入国在留管理局(中区上八丁堀)での提出が主となるため、予約や持参物の確認も含めて、事前の準備を入念に行いましょう。
自分の言葉で伝える「申請理由書」の書き方と注意点
永住申請には、自由形式の「申請理由書」を添付します。この書類は、形式以上に中身が重視されるため、しっかりと構成を考えて書く必要があります。
ボリュームとしては、A4用紙2枚程度(1,500〜3,000字)が目安です。記載内容は「なぜ日本に永住したいのか」「日本での生活実績や地域とのつながり」「安定した仕事・生活環境があること」などが求められます。審査官に対し、自身が日本社会に調和しながら生活していることを論理的かつ誠実に伝えましょう。
特に広島県での生活に根ざした具体的なエピソード(地域活動、職場での貢献、子どもの教育など)を盛り込むと、説得力が増します。外国語で書く場合は、日本語訳(翻訳者の署名付き)を必ず添付しましょう。
文章の構成に自信がない方は、行政書士など専門家に添削や作成サポートを依頼するのも有効です。
本人確認と生活基盤を示す「添付書類」の基本セット
申請理由書と並んで重要なのが、各種の「添付書類」です。これらは申請者の身元や生活状況、職業、収入を裏付ける証拠として審査に使用されます。
まず、住民票は本人を含む世帯全員分が必要です。広島県内の市役所やコンビニで取得可能ですが、マイナンバーの印字は省略したものを選びましょう。
続いて、職業を証明するための「在職証明書」や「確定申告書」、収入や納税状況を示す「課税証明書」「納税証明書」などが必要です。可能であれば、預金通帳の写しや残高証明書も添付し、安定した収入があることをアピールしましょう。
年金や健康保険の支払い状況を証明する資料(領収書や納付証明書)も重要です。フリーランスや個人事業主の場合、収入が不安定と見なされやすいため、事業内容を示す資料(契約書やSNSの活動記録など)を補足資料として加えると信頼性が高まります。
忘れがちな「身元保証人」と「補足資料」の準備
永住申請では「身元保証人」の存在が必要です。申請者の生活や社会的信用を保証してくれる日本人または永住者が対象となります。保証人の提出書類としては、「在職証明書」「住民票」「課税証明書(収入証明)」などが一般的です。
身元保証人に関する書類は、形式的な提出物ではなく、申請者の信頼性を補強するものとして審査されます。可能であれば、職場の上司や地域での関係者など、社会的に安定した立場の方に依頼すると良いでしょう。
また、補足資料として、不動産の登記事項証明書や、公共団体・地域団体からの表彰状、感謝状、ボランティア活動歴などがあれば、積極的に提出することをおすすめします。広島県では、地域貢献や文化活動が重視される傾向があるため、そうした実績は審査でプラスに働きます。
写真・パスポートなど「形式要件」も忘れずにチェック
形式的な要件も、永住申請では重要な審査対象です。よくある不備として、証明写真の規格違反や、有効期限が切れたパスポートの提出があります。
写真は縦4cm×横3cm、背景なし・無帽で撮影したものを1枚用意し、裏面に氏名を記載してから申請書に貼付します。撮影から3ヶ月以内のものでなければ無効となるため、申請前に最新の写真を準備しましょう。
また、パスポートおよび在留カードは申請時に原本の提示が必要です。パスポート番号、有効期限、在留資格や期間などの情報は、申請書への記載と一致していることが重要です。
この他、永住が許可された場合には、手数料として8,000円分の収入印紙を納付する必要があります。申請の結果が出た後に支払う形式ですので、事前に準備しておくとスムーズです。
まとめ:書類準備で申請の成功率が決まる
永住申請では、申請理由や生活実態だけでなく、書類の正確性・網羅性が大きな審査ポイントになります。「何から始めたらいいかわからない」と不安に感じる方も多いですが、今回ご紹介したように、提出書類を一つひとつ丁寧に揃えていくことで、確実に前進できます。
特に広島県では、自治体ごとに窓口対応が異なるため、必要書類の取得先や提出形式についても事前に確認することが大切です。自分で準備が難しいと感じたら、地域密着型の行政書士に相談することで、スムーズな申請が可能になります。
記事の監修者

Eight Links 行政書士事務所 所長
蜂須賀 昭仁
2016年9月〜
VISA専門行政書士事務所
「Eight Links 行政書士事務所」を開業
専門分野 外国人在留資格申請、帰化許可申請
外国人の在留資格申請を専門分野とし
年間500件以上の相談に対応
講師実績
広島県行政書士会国際業務協議会 担当講師
中華人民共和国遼寧省鉄嶺市(外国人会社設立・経営管理)についての講師
運営HP
広島外国人ビザ相談センター
https://hiroshima-visa.link/
広島国際結婚&配偶者ビザ申請代行センター
https://eightlinks.link/marriage/
広島永住ビザ申請代行センター
https://hiroshima-visa.link/permanent/
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https://eightlinks.link/work/
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https://hiroshima-visa.link/businessmanagement/
広島帰化申請代行センター
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Eight Links 行政書士事務所 所長
蜂須賀 昭仁
2016年9月〜
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専門分野 外国人在留資格申請、帰化許可申請
外国人の在留資格申請を専門分野とし年間500件以上の相談に対応
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