永住ビザ申請に必要な書類とは?初めての人向けにわかりやすく解説

日本での生活が長くなると「永住ビザ(永住許可)を取りたい」と考える方も多いでしょう。しかし、実際に申請を始めようとすると「どんな書類が必要なのか」「どこで取得できるのか」など、わからないことだらけ。特に、広島県で暮らす外国人やその配偶者・雇用主にとっても、申請準備には悩みがつきものです。この記事では、永住申請に必要な書類をわかりやすく整理し、それぞれの取得方法や注意点について解説します。

まず確認すべき「身分関係」を証明する書類

永住ビザを申請する際、申請者の身分関係を証明する書類は重要な役割を果たします。特に、日本人配偶者や永住者の家族として申請する場合、それを裏付ける証明が求められます。

たとえば、申請者が日本人の配偶者である場合は、配偶者の戸籍謄本(全部事項証明書)1通が必要です。これは、本籍地の市区町村役場や、広島県内のコンビニでも取得可能な場合があります(マイナンバーカードが必要)。

申請者が日本人の子である場合も同様に、親の戸籍謄本が必要です。日本人以外の永住者や特別永住者と親子・配偶者関係にある場合には、外国の公的機関が発行する婚姻証明書や出生証明書(翻訳付き)を用意します。翻訳文には、翻訳者の署名と捺印が必要なので、専門家への依頼が安心です。

広島県では、こうした書類取得について行政窓口や国際交流センターでも相談できる体制が整っており、言語サポートが必要な方も安心して進められます。

住民票は「世帯全員分・マイナンバー省略」で準備

次に必要なのが、申請者を含む世帯全員の住民票です。これは、申請時点での住所や家族構成を確認するための重要な資料です。

住民票は市役所・町役場で発行されますが、マイナンバーカードがあれば、広島県内のセブンイレブンやローソンなどのコンビニでも取得可能です。その際は、「個人番号(マイナンバー)」を省略した形式で発行する必要があります。

永住申請では、住所の正確性や一緒に暮らしている家族の情報も審査の対象となるため、提出前に記載内容に誤りがないかよく確認しましょう。特に外国籍の方は、氏名のカタカナ表記に違いが出やすいため注意が必要です。

仕事の状況を示す「職業関連の証明書類」

永住申請では、安定した職業に就いているかどうかが評価の大きなポイントになります。そのため、現在の職業を証明する書類の提出が必要です。

会社に勤めている方は「在職証明書」を1通、自営業の方は「確定申告書の写し」や「営業許可証のコピー」などを準備します。特にフリーランスや個人事業主の方は、職業内容を説明する文書(書式自由)も合わせて提出しましょう。事業内容を裏付けるチラシ、契約書、SNSの運用画面なども有効です。

広島県では、農業や観光業、IT関連など地域に根ざした多様な職種で外国人が活躍しており、職業の形態もさまざまです。自身の状況に応じた書類を選び、不足のないよう注意しましょう。

所得・納税の状況を示す証明書類は過去3年分が基本

申請者本人、または扶養者の「所得と納税状況を証明する書類」も非常に重要です。特に過去3年間の住民税の支払い履歴が審査対象になります(例外あり)。

提出が必要なのは以下の通りです:
• 住民税の課税証明書(非課税の場合も可)
• 納税証明書(1年分の総所得と納税額が記載されたもの)

これらは、お住まいの市町役場(たとえば広島市役所、福山市役所など)で取得可能です。証明書が複数年分必要なため、申請時期によっては「前年分が未発行」のケースもあります。必要な分がそろうまで計画的に準備しましょう。

また、支払いの実績を補足する目的で、預金通帳のコピーやWeb通帳の画面印刷(加工不可)などを提出することも推奨されます。国税(所得税や消費税等)の納付を証明する「納税証明書その3」は、管轄の税務署(広島東税務署など)で取得できます。

年金・健康保険料の納付状況もチェックされる

2019年以降、永住申請では「公的年金」と「公的医療保険(健康保険)」の納付状況も審査対象になりました。原則として、過去2年間の納付記録が必要です。

年金に関しては、以下のいずれかを用意します:
• ねんきん定期便(全期間記載)
• ねんきんネットの画面印刷
• 国民年金保険料の領収証書のコピー

健康保険に関しては以下のいずれか:
• 健康保険証または国民健康保険証のコピー
• 保険料の納付証明書または領収証書のコピー

法人経営者や社会保険適用事業所の代表者である場合には、加えて「社会保険料の納入証明書」や「領収証書」なども必要です。広島県内では、広島年金事務所などで証明書の発行や相談対応を行っており、事前予約が必要な場合もあるため、余裕を持って行動しましょう。

その他必要な書類と提示すべき身分証明

上記の基本書類に加え、以下のような書類の提出や提示も求められます:
• 身元保証書(1通)
• 身元保証人の身分証明書(免許証のコピー等)
• 了解書(1通)
• パスポートまたは在留資格証明書の提示
• 在留カードの提示

身元保証人は、原則として日本人や永住者で、申請者と一定の信頼関係があることが求められます。身元保証書は出入国在留管理庁の公式書式を使用します。

また、提出書類はすべて「最新のもの」である必要があります。発行日から3か月以上経過した書類は無効となることもあるため、申請時期に合わせて取得スケジュールを調整することが大切です。

まとめ 書類準備は正確に、早めに始めよう

永住ビザの申請において、必要書類の準備は非常に重要なステップです。ひとつひとつの書類に意味があり、不備や不一致があると審査が長引く、あるいは不許可になるリスクもあります。

特に広島県では、外国人の在留支援やビザ申請に精通した行政書士も多く、書類の準備・翻訳・提出に至るまでをサポートしてくれる専門家がいます。初めての申請で不安を感じる方は、自己判断で進めるのではなく、専門家の力を借りて確実な準備を進めましょう。

記事の監修者

Eight Links 行政書士事務所 所長
蜂須賀 昭仁

2016年9月〜
VISA専門行政書士事務所
「Eight Links 行政書士事務所」を開業
専門分野 外国人在留資格申請、帰化許可申請
外国人の在留資格申請を専門分野とし
年間500件以上の相談に対応

講師実績
広島県行政書士会国際業務協議会 担当講師
中華人民共和国遼寧省鉄嶺市(外国人会社設立・経営管理)についての講師

詳しいプロフィールを見る

運営HP
広島外国人ビザ相談センター
https://hiroshima-visa.link/
広島国際結婚&配偶者ビザ申請代行センター
https://eightlinks.link/marriage/
広島永住ビザ申請代行センター

https://hiroshima-visa.link/permanent/
広島外国人雇用&就労ビザ申請代行センター

https://eightlinks.link/work/
広島外国人会社設立&経営管理ビザ申請代行センター

https://hiroshima-visa.link/businessmanagement/
広島帰化申請代行センター

https://hiroshima-visa.link/naturalization/

記事の監修者

Eight Links 行政書士事務所 所長
蜂須賀 昭仁

2016年9月〜
VISA専門行政書士事務所 「Eight Links 行政書士事務所」を開業
専門分野 外国人在留資格申請、帰化許可申請
外国人の在留資格申請を専門分野とし年間500件以上の相談に対応

講師実績
広島県行政書士会国際業務協議会 担当講師
中華人民共和国遼寧省鉄嶺市(外国人会社設立・経営管理)についての講師

詳しいプロフィールを見る

運営HP
広島外国人ビザ相談センター https://hiroshima-visa.link/
広島国際結婚&配偶者ビザ申請代行センター https://eightlinks.link/marriage/
広島永住ビザ申請代行センター https://hiroshima-visa.link/permanent/
広島外国人雇用&就労ビザ申請代行センター https://eightlinks.link/work/
広島外国人会社設立&経営管理ビザ申請代行センター https://hiroshima-visa.link/businessmanagement/
広島帰化申請代行センター https://hiroshima-visa.link/naturalization/