「就労ビザ」 経営・管理ビザを取ろう
2017.04.13
カテゴリ 就労ビザ
経営・管理ビザは外国人経営者や外国人会社役員が取得する必要があるビザです。
経営・管理ビザを取得するパターンは2つあり、要件は下記のようになります。
パターン①自分が会社のオーナーになり会社を経営する場合
(要件)
・500万円以上の出資
※経営・管理ビザの取得要件の中に従業員2名以上の雇用というものがありますが、500万円以上の出資があれば、従業員を雇用する必要はありません。
・自宅とは別の事務所を設置
・学歴要件は特に無し
パターン②出資を伴わずに経営・管理ビザを取得するケース
(要件)
・役員などの会社を管理する職務に就くこと
・3年以上の事業の経営または管理職の実務経験があること
※大学院で経営もしくは管理を専攻していた期間を含めることができます。
・ある程度の規模の会社の役員になること
※小規模の会社の場合は役員に就任しても、出資無しでは経営・管理ビザの取得は困難です。
※経営管理ビザを取得する前に求められること
① 会社の設立が完了していること
※自宅とは別な場所に事務所を確保していること
※会社が「合法的」なもので「安定性」「将来性」が期待されること
(入国管理局サイドの視点として)
② 営業するのに必要な許認可を取得済みであること
③ 必要な税金関係書類を申告済みであること
④ 事業の安定性・継続性を証明するための事業計画書を作成していること
※※これらの前提がすべて整ったうえでの経営・管理ビザの申請になりますので、会社を設立する前からビザ申請に至るまで計画的に手続きを進めて確実にビザが取れるようにしなければなりません。そうしなければ大きな損失につながります。